「施術」と「治療」の違いを 理解していますか?

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前回までは「猫背の4タイプ」
について具体的に解説しました。

 

 

本日から次回のブログでは

 

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本物の治療家が持つべき
「2つの意識」
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についてお伝えします。

 

 

まず「2つの意識」を説明すると

1、単に「施術」するのではなく
患者様を「治療」するという意識

2、事業を行う経営者として
キチンと収益をあげるという意識

この2つになります。

 

 

「施術」でなく「治療」する
とはどういうことでしょうか?

 

 

治療院の先生方は毎日、来院する
患者様を一生懸命施術します。

 

ベッド

 

しかし施術直後はいいのですが
すぐ元に戻ってしまうことが
ありますよね?

 

 

それはどうしてでしょうか?

 

 

自分の腕が悪いのではないか?

 

 

いろいろ技術を磨いてみたり
セミナーを受けてみたり
悩む人が多いでしょう。

 

 

ところが実際には
原因はもっと別にあります。

 

 

施術を行っても
患者様の悪習慣が変わらねば
すぐに悪い状態に戻るだけです。

 

後悔

 

それがよくわかる
私の経験を紹介します。

 

 

私は昔、「冷え症研究所」に
勤務していたことがあります。

 

 

患者様は全国各地から来院します。

 

 

患者様たちがお互いに交わす話は
「冷え性自慢」になっていきます。

 

 

「私ほど冷えている人はいない!」
「いやいや、私の方が冷えている」
と言い切って自慢し合います。

 

 

そして、院の窓の外を眺めると
不思議な光景が見られます。

 

 

冷え性の治療後帰宅する患者様が
アイスを食べながらコンビニから
次々に出て来るのです。

 

 

最初は我が目を疑いました。
でも紛れもなく冷え性の患者様。

 

 

こんな状況で冷え症が治りますか?

 

バツ

 

猫背矯正に限らず様々な疾患を
抱える人たちの多くが

 

生活環境・習慣を整えることで
「治る力」を自分で生み出す
という必要性があります。

 

 

患者様が治っていく為に
患者様と治療家がタッグを組み
治していく体制を築くことこそ
本当の意味の「治療」なのです。

 

 

治療家が行なうべきことは
患者様に「戦略」を授けること。

 

 

「処方(施術)」と「対策」を
患者様にお伝えすることです。

 

 

私の猫背矯正は
そこが基本的なスタンスです。
ここをまず意識してください。

 

 

次回は「収益を上げる意識」
についてお伝えします。

 

 

 

 
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