阪神横山投手の「猫背対策」はダメ!!
スポーツニッポンにて・・・
阪神タイガースの横山雄哉投手が、猫背を治して心機一転を目指しているらしいです。
※写真はスポーツニッポンより抜粋
その記事はこちら・・・
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阪神・横山 コンプレックスは猫背 姿勢矯正バンドで成績も伸ばす
背筋伸ばして、成績も伸ばすぞ!阪神の横山雄哉投手(21)が、寝る間も惜しんで肉体改造に励んでいる。1メートル83、84キロと恵まれた体格を持つ左腕のコンプレックスは猫背。「投げていくとどうしても、肩が前に出てしまうんです。猫背なので気にしていますね」。そこで「寝ている間も着けている」というのが「姿勢矯正バンド」だ。
着用すると背中周りががっちりと固定され、胸が開いた状態をキープできるという。猫背が解消されれば、「投球フォームであったり、リリースポイントが安定したりする」とメリットは大きい。
もともとは1月の自主トレーニングで左胸鎖関節の炎症を起こした際に幹部を固定する治療用としてもらったものだが、「(猫背の矯正に)ちょうど良いんじゃないかと思って、使っています」と今では強化アイテムに様変わり。「人生の3分の1は睡眠時間だから、こだわりたいですよね」と、睡眠時間も無駄にはしない。
現在は左肩の蓄積疲労でノースロー調整中だが、今季は1軍未勝利に終わっただけに、来季にかける思いは強い。「監督やコーチも変わるし、チームが新しくなるという雰囲気を感じます。良いチャンスと思ってやっていきたい」と巻き返しを誓った。
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ただし、この方法は野球経験者であり、猫背矯正の専門家からすると、NGです。
ピッチャーは猫背は治した方がいいです。
肩の可動域も広がり、その分身体を上手く使えるからです。
しかしそのために姿勢矯正バンドは使用しない方がいいのです。
なぜなら、姿勢矯正バンドはいわば「力技」で矯正します。
周りの筋肉、特に肩周り、背部の筋群を痛めます。
また寝ている時は筋肉を休ませなければならないのに、
その間窮屈なバンドをつけっぱなしにしているのです。
背中にそんなバンドをつけていては、交感神経が優位に働き、筋肉は緊張しっぱなしになります。
つまり悪循環なのです。
しかもバンドをつけて寝たら、背中に違和感がありますよね?
ではどうしたらいいのでしょうか?
私なら猫背の分類をします。
脊椎が丸まっているのか、前肩なのか、顔が出ているのか、骨盤の位置は、下肢の硬さ・・・
このあたりを徹底的に調べます。
そうすると、短縮してカチカチに固まっている筋肉、上手く筋肉が使えない部分が見つかってきます。
その部分の機能改善を行なっていくのです。
プロの選手はパフォーマンスが大切です。
この部分をいかに行なっていくのかがポイントになります。
この記事を見て、姿勢についてプロの選手でも意識がいっていることが分かりました。
猫背矯正のトレーナー集団を作ろうかな!?(笑)