巨人岡本和真選手がすべき「猫背改善法」
11月7日スポーツ報知にて。
巨人の将来の4番バッターを担う存在と言われている岡本和真選手が、猫背改善に取り組んでいるというニュースを目にしました。
彼への猫背改善法について、猫背の専門家である私からアドバイスがあります。
その前にまず記事の内容を抜粋しましたので、こちらをご覧下さい。
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巨人・岡本和真内野手(19)が6日、秋季キャンプでの“猫背改善”を誓った。G球場での秋季練習では、首脳陣から「姿勢の悪さ」を指摘されており「昔から言われますし、よく猫背だと言われます。今季は腰のけがもあったので、体幹を鍛えてけがの予防をしていきたいです」と意気込んだ。
正しい姿勢はけがの予防に加え、安定したパフォーマンスにもつながる。1年目の今季は、8月27日に初昇格し、9月5日のDeNA戦(横浜)でプロ初本塁打を放った岡本だが、前半戦は腰痛と下半身のコンディション不良で2度の離脱を経験。当時2軍でその姿を見ていた伊藤トレーニングコーチは「姿勢が悪いから体幹を強化することが必要。安定すれば、故障も防げる」と指摘した。
今キャンプは高橋監督が「地獄のキャンプ」を予告済み。「来季への体力強化? そうですね。でも、まずは来季というより足腰強化、下半身強化のために頑張ります」。岡本の覚悟はできている。
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正しい姿勢はパフォーマンスの向上に繋がります。
一部だけ挙げさせて頂くと、バッターの場合、姿勢が良ければボールが見やすいのです。
また背すじがまっすぐ伸びていれば、身体の軸を中心に回転しやすいので、よりパワーが生まれやすいのです。
ただここからのポイントとして、記事には、
前半戦は腰痛と下半身のコンディション不良で2度の離脱を経験。
姿勢が悪いから体幹を強化することが必要。安定すれば、故障も防げる。
ここはもしかしたら岡本選手には体幹を鍛えることは違うかもしれないですね・・・
よく猫背は体幹と結びつけられることが多いのですが、ただ体幹を鍛えてもケガの予防にならない人もいます。
特に腰から下半身に症状が出ているのなら、筋肉の柔軟性をつけながら姿勢を整えていく方法をとった方がいいように思います。
そうした方が身体において正しい使い方を習得しやすいのです。
体幹を鍛えるとき、よくやってしまうのが腰部の筋肉を硬化させてしまうことです。
筋肉が硬化すれば、スイングなどちょっとした動作で痛めてしまうことがあります。
その辺りはトレーナーの腕の見せ所ですね。