「枕ってどれがいいの?」と聞かれた時に・・・
これは「猫背の専門家」としてというより、治療家としてのあり方が問われる話です。
よく治療院の現場にて患者様から聞かれることの中で多いこととして、
「枕はどんなのを使えばいいのか?」
というものがあります。
患者様は予備知識として、「枕が身体に影響する」ということは分かっています。
が、どんな枕を使えばいいのかが分かっていないのです。
よく、
「枕はオーダーメイドで作っているから、大丈夫」
「枕の専門家が作ってくれた枕だから・・・」
と言って安心しきっている方がいらっしゃいます。
しかしそれでもその枕をつけて寝て、次の日に寝違えたりすることってあるものです。
ではここで治療の専門家のあなたなら、どんなスタンスで接したらよろしいでしょうか?
少しチェックポイントをお伝えしたいと思います。
- 1、患者様の睡眠姿勢を確認する
特に入眠姿勢がとても重要です。
なぜなら、入眠時の姿勢は、一番力が抜ける姿勢だからです。
まずはその入眠時姿勢をとりやすい枕がいいと思います。
また寝ている時は、寝返りをたくさん打つものです。
つまり入眠時の姿勢のまま寝ていることってないのです。
よって寝返りを意識して枕を選ぶ必要ってあるのです。
特に私は寝返りしやすい枕をお勧めするようにしています。
- 2、今使っている枕はどんなもので、いつもどんな症状で苦労しているのかを確認する。
今の状態が分かると、その原因をつかみやすいものです。
症状を伺い患部を診ると、その症状がどうしておきたのかが分かるものです。
特に寝違いを頻繁に繰り返している場合は、明らかに睡眠時に起きているトラブルです。
今使っている枕を伺いつつ、今後どうしたらいいのかアドバイスをしていきましょう。
- 3、なんでも枕のせいにしない
私が最後に言うのは、こういうことです。
「枕選びも大切ですが、普段の治療も重要です。
どんなにいい枕と言われるものを使っても、身体があまりいい状態でないとなかなか改善しないのです。
また逆にどんなにいい治療を受けても、枕など普段使っているものがあまり良くないものなら、効果が上がらないときがあります。
つまり、治療と枕みたいなグッズの両方がいいことであれば、身体は改善していくのです。
なんでも道具のせいになりがちですが、まずはご自身の身体の状態を見極めて、適切な治療を行ない、その状態を維持させることができるグッズを選ぶべきです。」
野球が上手くなる為には、グローブやバット選びが重要なように、身体を改善するためには、枕やベッド、布団、椅子、デスク、服など、普段使うものから見直す必要があることを伝えておきたいものですね。
いつも健康でいる方は、元々身体が丈夫な方もいると思います。
が、元々は貧弱でも、日々気をつけることで身体が変わっていった方もいらっしゃいます。
自分の患者様には、そういうことに気をつけてアドバイスしていきましょう!!