本当の強みとは何か?
これまでのブログでも
「自分の強みを活かす」ことが
成功する上で重要ということを
繰り返しお伝えしてきたと思います。
しかしながら「強み」を
テクニックや施術のことだと
勘違いしている方が多いようです。
特に気になるのは自分の強みを
テクニックや商品の中だけで
探している人です。
そのような考えである限り
いずれ行き詰まってしまうでしょう。
世の中の「売れ筋商品」は
強みや価値を上手に出しています。
よく観察してください。
打ち出しているのは必ずしも
テクニックや商品スペック
ではありませんよね?
以前も「ワンデー アキュビュー」を
紹介しましたが覚えていますか?
コンタクトを使う方はご存知でしょう。
1日限りの使い捨てコンタクトレンズです。
コンタクトに縁がない人ならば
そんなものが売れるの?
と思われるでしょう。
でもコンタクト愛用者なら
これがどれほど画期的か
分かると思います。
それはコンタクト愛用者にとっては
コンタクトレンズのケアが
大変面倒な作業だったからです。
その一番の面倒な問題を
使い捨てにして解決した。
圧倒的多数のコンタクト愛用者が
思い付かなかった革命的発想です。
面倒なら捨ててしまえ!と。笑
そのコンセプトだけで
必要な人には説明すら不要です。
毎晩のケアの手間が省けるんだ!
多くの人たちが歓喜したでしょう。
その気持ちが分かりますか?
それまでコンタクトレンズは
「高くて管理が大変」という
固定されたイメージがありましたから
コンタクトレンズを捨てる
という発想は従来の常識からは
絶対に出てくることはありません。
常識と思われていることを
頭から疑ってみたからこそ
今まで誰も考えもしなかった
新しい商品価値が生まれたのです。
今までのコンタクトレンズと
質などはほとんど変わりません。
今までの常識を疑い変えたときに
こういう新たな商品が誕生し
販売が拡大するのです。
このことが私たちに教えたものは
「価値は後から生み出せる」
という目から鱗の新しい考え方です。
現在、私が持つ価値の1つは
確かに「猫背矯正」です。
しかし猫背矯正が
ずっと価値だったかと言えば
そんなことは一切ありません。
私が猫背矯正を始めたのは
2007年1月からです。
しかも猫背矯正は当時ですら
私の売りではありませんでした。
猫背矯正が時間と共に作り込まれ
強みへと成長していったのです。
商品だけに目を向けるのではなく
自分の強みをどう展開していくか?
一度真剣に考え抜いてみましょう。