予約表いっぱいの先生が心がけている 「リスニングテクニック」とは?

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人が集まる治療院を作る
というテーマで贈る第3回。

 

 

あなたには
患者様の声を聴く耳が
ちゃんと備わっていますか?

というお話です。

 

 

相手の声に耳を傾けることを
傾聴といいます。

 

傾聴

 

あなたは今までに
こういう経験はありませんか?

 

 

ちゃんと話したはずなのに
ずっと互いに勘違いしていた

という笑い話のような事件。

 

 

この原因は
傾聴力の未熟さにあります。

 

 

本人はキチンと聴いているつもりでも
全然聴き取れていません。

 

だめだ

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

 

人間関係の基本を一つ伝授します。

 

 

自分と相手は捉え方が全然違う

 

怖いくらい本質を突いた言葉です。

 

 

そしてもう一つの基本です。

 

 

特定の人にしか本心を明かさない

 

これもかなり深い本質です。

 

 

自分自身を振り返ってみても
思い当たるでしょ?
それが人間です。

 

 

患者様はおそらく
あなたをまだ信じ切れなくて
本心を話してないかもしれません。

 

 

患者様が今まで話したことは
氷山の一角かもしれません。

 

 

ではどうしたら本当のことを
あなたに話してくれるでしょうか?

 

聞いて

 

ここでもう一度
昨日のメルマガを
思い出してください。

 

 

全ての問題は
お互いに人間だから起こります。

 

 

その解決法はただ一つです。

 

 

相手のために自分自身が変わる 

 

 

でも、どう変わればいいのでしょうか?
実はこれもシンプルな答です。

 

 

相手のために本気で聴く
実はこれだけです。

 

 

あなたは今まで患者様の話を
聞いていたかもしれません。

 

 

でもそれでは
本心を明かしてはもらえません。
明かしてもらうためには

 

患者様の話を
本気で聴くしかありません。

 

 

本気で聴く

 

ただし「きく」と言っても
3つの漢字があります。

 

 

「聞く」「聴く」「訊く」

 

聞くは 「hear」に相当。
「聞こえてくる」イメージ
耳を傾けなくても聞こえてきます。

 

 

聴くは「listen」に相当。
「しっかり聴き取る」イメージ
聞くとの大きな違いを感じてください。

 

 

最後の訊くは「ask」に相当。
「尋ねる」イメージ
分かりやすく言うと質問ですが
日本語では「きく」と言いますよね。

 

 

漢字遊びのようですが
大きな違いがあるのです。

 

 

聴くという漢字をよく見てください。

 

 

耳で聴き、目で聴き、心で聴き、
十分に聴き取る態度を示しています。

 

 

たとえどんな患者様でも
患者様があなたに話さないことに
内心でも不満を持ってはいけません。

 

 

患者様が意識的だろうと無意識だろうと
あなたに話せない理由があるから
話さないだけなのです。

 

 

バツ

 

答は簡単!
話せない理由を
取り除くだけでいいのです。

 

 

方法もシンプル
いままでの「聞く」を
意識して「聴く」に切り替えるだけ。

 

 

耳で聴き、目で聴き、心で聴き
最後まで十分聴いてあげること。
もちろん笑顔をお忘れなく

 

次回は「訊く」についてお話しします。

 

 

 

 
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