猫背の原因「形状記憶」は、 こうして打破する!
元に戻ってしまう「形状記憶」の対策は
断固、打破するしかありません。
打破するポイントは5つです。
1)筋肉(筋膜)
2)軟部組織
3)骨格
4)運動感覚
5)位置覚
一つずつ説明します。
筋肉(筋膜)は
元の適切な位置や動きを
教育する必要があります。
それを週1回、3カ月継続します。
どうして3カ月かというと
筋線維が入れ替わるまでの期間の目安が、
だいたい半年から1年、
つまり3ヶ月ほど経てば、
改善する形が見えてくるのです。
ちなみにウエイトトレーニングで
効果が見え始めるのが、
だいたい3カ月です。
これは筋線維が負荷に耐えるように
変化する期間です。
これは経験的ですが、
猫背矯正を始めて3ヶ月後くらいから
筋肉の質が変化してくるのが体感できます。
軟部組織は簡単には操作できません。
だから正しい働きを「筋肉を介して」
軟部組織に教育するようにしてください。
3番目「骨格」のポイントは2つ。
1、歪みは矯正する
2、関節にしっかり動きを付ける
運動感覚の打破は
正しい使い方を体で覚えてもらう
これに尽きます。
特に猫背の人は肩関節が内旋しますから
正しい使い方を覚えてもらってください。
最後は位置覚です。
これも正しい位置を
しっかり知ってもらいます。
視覚と体性感覚で修正できると
本人が勝手に修正をやり始めます。
この教育ができるかどうかで
治るか治らないかが決まってくるのです。