「前肩型猫背」における 小胸筋の緩め方!

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今日も昨日に引き続き、
「前肩型猫背」についてです。

 

 

その中で昨日は大胸筋の緩め方について、
お伝えしていきました。

 

ただ、大胸筋のみを緩めても
なかなか前肩型猫背が
改善しないことがあります。

 

これはいったいどういうことでしょうか?

 

理由は簡単です。

 

その下にある、小胸筋が緩んでいないからです。

 

 

小胸筋について

小胸筋の作り

小胸筋は、

【起始】肋骨前面(第3〜5)

【停止】烏口突起

からなる筋肉です。

 

 

起始と停止が違うので、
大胸筋と働きが異なります。

 

小胸筋の働き

小胸筋の働きとして、

肩甲骨の下制、肩甲骨の下方回旋 と書かれていると思います。

つまり肩甲骨を引き下げる働きがあります。

 

 

小胸筋が短縮したときの姿勢の特徴

 

その中で小胸筋が短縮している場合の
姿勢の特徴として、

 

「肩甲骨がおじぎをしている」

 

パターンです。

 

 

特に小胸筋が短縮を起こすと
この状態でこり固まっているケースが
多いわけです。

 

よってここに対して、
適切な施術を行なっていく必要があるのです。

 

 

ではどうやって小胸筋を緩めるのでしょうか?
 

 

小胸筋の緩め方

 

小胸筋のマニュアル的な緩め方

小胸筋の緩め方として、参考書にはこう書いてあると思います。

小胸筋はわきの下の大胸筋と肋骨の間から指を入れる・・・

 

 

私もこの方法を行なっていました。

がこの方法を行なう欠点があります。

 

 

それは、

 

「痛い」

 

のです。

 

 

その痛みも、「効いている痛み」ではなく、「本当に痛い」ものです。

もしあなたが子どもなら、泣きます(泣)

 

痛い

 

 

これ、耐えられますか?

 

 

猫背矯正流の小胸筋の緩め方

 

猫背矯正では、「気持ちいい」というものもコンセプトにしています。

なぜなら痛い施術はみんな受けたくないからです。

 

 

この「施術のペインスケール」が10〜5に変わるだけでも、施術者としての印象が変わります。

 

 

ということで、

 

 

小胸筋の緩め方の動画をお送りします。

※解説は下に入れておきます。

 

 

 

※リンクが飛ばないときは、
こちらをご覧下さい。

 

https://youtu.be/w8a9GMTUVx4

 

小胸筋を緩めるポイント

 

小胸筋を緩めるポイントは、

1、小胸筋に当たりを付ける

2、烏口突起方向に動かす

 

ことです。

 

特に小胸筋の起始・停止を理解し、走行をイメージします。

そこを狙いにいけば良いのです。

 

 

これを適切な刺激量でこの通りに的確に行なえば、1分以内という短時間で小胸筋が緩んできます。

またスーッと緩んでくる感じがよく理解できます。
 

 

 

 

次回は「三角筋前部の緩め方」を
アップします。

 
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