整骨院スタッフがなかなか育たないたった一つの理由とは?

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「従業員が言うことを聞いてくれないんです!!」
「スタッフがなかなか育たないんです!」

 

 

よく聞く言葉です。

 

 

そうですよね・・・
なかなか思ったように育たないものです。

 

 

ただこれって、整骨院業界に限ってのことではなく、どんな会社においてもそうです。
人材育成は、企業にとって課題の一つに挙げられるくらいです。

 

 

ただこれって一体何故だと思いますか?
このままにしておいては変わらないので、私が13年間勉強したり体験したりして気づいたことなどをふまえてお伝えしたいと思います。

 

スタッフは「自分の幸せが最優先」である

 

整骨院スタッフが育たないわけというより、まず前提条件についてお伝えします。
それはズバリこれだけです。

 

 

人は自分のことを中心に考えている

 

 

経営者は夢を見ます。
スタッフがやる気を持って働いてくれる・・・

 

 

残念ながら、多くの企業がその夢ははかない夢として終わります。
院・会社のことを本気で考えてくれるスタッフは、基本的に皆無に等しいと思っていてください。

 

 

経営者として、一番されたくない質問に、「それは給料出るのですか?」というものがあります。
会社負担の忘年会などで、こう質問をされた先生方はいらっしゃると思います。
また同時にこの質問をされた時に、がっかりしたり憤りを感じた先生も多いのではないでしょうか?

 

 

しかし彼らとしてみては、自分の大切な時間を使っているわけです。
そう考えると、この質問の意味も理解できるのではないかと思います。

 

 

スタッフは自分のことが最優先なのです。

 

これを念頭に入れておいてください。

 

 

 

国も法律も被雇用者を支援する環境に・・・

昨今整骨院に限らず会社経営していると、雇用の問題に直面します。
たいてい現在法律的に、従業員の意見が通ります。
現在は被雇用者の方が雇用者に対して守られている法律が多いわけです。

 


またその法律を盾にして、会社に権利を主張する従業員も少なくないわけです。
その方が言っていることが真っ当ならいいのですが、それは人としてどうなのか・・・それを感じる経営者も少なくないはずです。

 

 

経営者がちょっと強めに言ったらパワハラになり、距離感を縮めようとしたらセクハラで訴えられたり、やりづらさを感じ、これらがストレスになって従業員を雇わないという選択をする企業もあるわけです。

 

 

 

もしこんなスタッフがいたら、その企業は強くなる

 

ただ社会に貢献し、もっともっと企業を成長させようとしたら、従業員の力は不可欠です。
1人でできることには限界があるからです。

 

 

もしだからこそ、最低でもスタッフにやって欲しいことを明確にしていく必要があります。
経営計画書などマニュアルに落としたり、理念や使命感・ビジョンを掲げて共有したり、いろいろ工夫しているのです。

 

 

しかしながら、それだけでは従業員は動きません。
以前弊社に入社したスタッフと面接した際に、こんなことを言われました。

 

 

「その会社で正社員になってくれ、と言われたのですが、社長を信頼できなかったのでパートのまま働いていたのです。」

 

 

つまりトップや一緒に働くメンバーとの信頼関係が不可欠なのです。
だからこそ公正性を持って行動すること、そういう制度的なものを整えることが大切なのです。

 

 

よってこういう部分を整えた時に、初めて院のことを本気で考えて動いてくれるスタッフが出てくるわけです。
もしそのための自己犠牲を厭わないようなスタッフが1名でもいれば、その整骨院は成長します。

 

 

スタッフの意識を変えていくための考え方とは?

そのために私たち経営者が考えていくべきところについて、お伝えします。

 

 

以前は「会社起点」で物事を考えていくスタイルが正しい経営でした。
会社が行ないたい、成し遂げたいことを中心に計画を立てていくのです。

しかし今では従業員のことをしっかり考えてくれる会社が選ばれていくのです。
では、どうすればいいのでしょうか?

 

 

私が意識しているのは、この3つです。

 

1、働く環境の整備

 

例えばうちの整骨院は週休2日です。
基本8時間労働ですし、残業も上限の時間を決めております。
有給も毎月消化できます。

 

 

また本部スタッフは、それぞれメイン業務はありますが、お互いカバーしあえるような体制を作っております。
よって子どもの行事や夏休みなど、安心してとることができるのです。

 

 

2、従業員に構ってあげること

 

こちらについて、特に優秀な人ほど構って欲しいのです。
特に治療家の場合、治療の話とか患者様の話とか、聞いてあげることです。

 

「院長がつきっきりでいろいろ教えてくれた」
その面倒見、相手は一生忘れないでしょう・・・

 

 

3、ワクワク感をする仕事を与えること

 

最後にこのワクワク感を与えられることができれば、バッチリです。

 

仕事はただお金を稼ぐために行なっているのではありません。
生きがいになるようなことをしたいのです。

 

自分がやっていることが誰かのためになる、そんな仕事がしたいのです。
治療家はその傾向が強い方が多いような気がします。

 

人によってワクワク感を感じるところが異なりますから、常にコミュニケーションをとって、「ワクワクポイント」を理解しておくといいでしょう。

 

 

従業員の言いなりにならないためにも・・・

 

ただ考え方によっては、このやり方は従業員の言いなり的になりがちです。
従業員は経営のことは全くわかりません。
責任もありませんから、言いたい放題言われてしまうこともあるのではないでしょうか?

 

 

そのために重要なこととして、私が考えていることをシェアします。
「従業員が考えていることと、会社が進みたい方向の相合点を見つけ出す」ことです。

 

そして「一緒に会社を作っていく仲間になってもらう」ことです。

 

 

そうすることで、一気に加速すること間違いなしです!

 

 

それと自費導入も1人でやるより、従業員を使ってください。
1人で考えている時間がもったいないです。
加速が全然違うのです。

 

 

それと整骨院の場合、いい技術を見せると、従業員の印象がガラッと変わります。
「それ私もやりたいです!!」と言ってくれます。

 

 

詳しくはこちらのセミナーでお伝えしております。

 

 

 

 

 
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