正中認知障害とは?
ちょっと専門的な話ですが
正中認知障害という言葉を
聞いたことがありますか?
分かりやすく言うと
まっすぐが分からない
という意味です。
あなたの患者様にも
正中認知障害の方は意外に
多いのではないかと思います。
それくらい多くの人が
この症状に陥っています。
しかし自分がそうだということに
気づかない人が多いのも
この症状の特徴なのです。
患者様に指摘してあげれば
多くの人が「はっ!」とするでしょう。
気づかないのが特徴ではありますが
認識してもらいやすいのです。
指摘されれば
「何となくそう思う」
という人も少なくないのです。
正常な人は
右側に「約2度」傾きます。
右利きの人が
さらに右側を酷使すると
傾きがもっと大きくなります。
正常な人でさえ
わずかに傾いています。
多くの人が持つ正中認知障害を
患者様に「いかに」見せるか?
患者様の反応を大きく変えるのが
この「見せ方」なのです。
患者様をクライアント化するためにも
とても大切な要素です。
患者様と「一緒に治す」
という姿勢が大切になってきます。
それにはどうすればいいでしょうか?
患者様が求めるのは
「治った」と感じることです。
患者様に「治し方」をキチンと伝え
自己管理を教えることが大切。
重要なのは「はっきりと分かる形」を
いかに「見せるか」ということです。
見せ方は非常にシンプルです。
次回お伝えします。