治療の結果は、「段取り」で決まる!

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最近うちの従業員に、
口酸っぱく伝えていることがあります。

 

それは、

 

「治療の結果は『段取り』で決まる」

 

ということです。

 

 

例を挙げて見てみましょう。

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ギックリ腰の患者様が、
飛び込みで来院されたとします。

 

このときに、
どのパターンのギックリ腰か、
見分けられる「診立て力」
必要になります。

 

そうしたときに、
どういう「戦略」を練って、
その中でどういう「施術」を行なって行くか、
これが決まって来るのです。

また「戦略」の中で、

「始めの2週間はコルセットで固定をして、
痛みが落ち着いたら、少しずつ動かして行く。

それで最終的に姿勢や骨盤が悪いので
『猫背矯正』の自費メニューに移行する」

 

という「プラン(計画)」を予め用意しておく
必要があります。

ただ本当の意味の根治は、
患者様自身で、「治す力」
付けて頂くことです。

ここは治るということについての

「リテラシー(理解、能力)」
それをどうやって実行したら良いか、
ここまで治療家が診ていく必要があるのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ザックリ挙げましたが、
ここに出てきた言葉、

 

「診立て力」

「戦略」

「施術」

「プラン」

「リテラシー」

 

これらを全て準備しておくのです。

 

これを的確に組み合わせるのが
「段取り」です。

 

たいていビジネスマンでも
仕事ができる人は、
段取りがいいです。

 

営業マンでも、

 

「始めにお客様のご要望を伺い、
いくつかのパターンを想定して
プランをいくつか用意しておいて、
それを2、3個後提案する」

 

という自分の型を持っています。

 

人によっては
不測の事態にも対応できるように
そこまで準備しておくのです。

 

ただ、これは治療家も同じです。

 

上記に挙げたパターンを
どこまで用意しておくのか、
ここがポイントです。

 

これを的確に行なうことで、
施術の成果が全く異なり、
その結果、患者様が継続して
通ってくれるか決まってくるのです。

 

これって、実は、
皆さん分かっている方も多いはずです。

 

しかし行動していないから、
つまづいているんですよね・・・

 

ここは時間をかけてでも、
徹底的に行なうべきです。

 

最終的に治療の成果と院の売上は、
しっかり計画的に行なわれていれば、
確実に上がってくるものなのです。

 

 

さあ、皆さんはどんな「段取り」を考えますか?

 
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