あの従業員が、 鍼の試験に合格出来ない理由

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私の従業員のことをお話しします。

 

 

 

うちの施術者は鍼灸師だからといって
すぐ鍼は打たせません。

 

 

 

うちの打ち方を教え、練習し、
試験で私に実際に打ってもらい、
合格することで初めて鍼を打たせてもらえます。

 

 

 

では鍼の試験で何を見ているのでしょうか?

 

 

 

もちろんスピードや切皮痛等も見ます。
ここはテクニックの部分です。

 

 

 

ただこの質問に回答できないと、
合格させないということがあります。

 

 

 

それは、

 

「なぜそこに鍼を打ったのか?」

 

です。

 

 

 

 

そこに明確な回答ができないと、
合格出来ません。

 

 

 

一見当たり前のことのように思えますが、
結構出来ていないですよ・・・

 

 

 

しどろもどろにモゴモゴ話し、
不合格になるケース、

 

 

 

狙っている意図とやっていることが
合致していなかったり・・・

 

 

 

つまりそういう状況では、
合格出来ないのです。

 

 

 

そもそもそういう状態では、
施術の効果が出ないですよね?

 

 

 

よって治せない・・・

 

 

 

またたまたま治せたとしても、
患者様にきちんとした説明が
できない
ですよね?

 

 

 

 

この厳しい試験をパスした鍼灸師は、
予約表を見るとたいてい指名で埋まります。

 

 

 

鍼だけでなく、他の施術においてもです。

 

 

 

それだけ患者様に信頼される治療が
できるようになっているのです。

 

 

 

どうしてもこの仕事をしていると
テクニックばかり追い求めがちです。

 

 

 

猫背矯正の講座において
受講生から施術を受ける場面があるのですが、
形や順番ばかり気にして、
実際受けていて「痛い」「効いていない」
ということはあります。

 

 

 

最終的に何が重要かと言うと、
テクニックよりも「あり方」です。

 

 

 

テクニックはその場での解決はできますが、
永遠の解決にはなりません。

 

 

 

しかし「あり方」を理解している人は、
たとえテクニックが1つしかなくても
そのテクニックを活用しながら、
必ず解決に導くことができるのです。

 

 

 

 
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