整骨院の分院を出していい人
前回まで分院展開においての
私の失敗談の一例を挙げました。
※まだご覧になられていない方は、
以下のブログをご覧下さい。
整骨院分院全員退職の危機から、 どうやってV字回復したのか?
ここで今回から2回に分けて
あなたが整骨院の分院を
出していいのかどうかという点について
触れていきたいと思います。
読みやすいように、箇条書きにします。
【分院を出していい人】
○本心から社会について考えている方
▶︎そもそも企業とは、社会に貢献するために
存在します。
社会に貢献してこそ、
収益が得られるようになっています。
ここを本当に理解していて、
そのためにベストを尽くせる方、
これは最優先に挙げられます。
○理念や方向性が明確でぶれない人
▶︎理念や方向性は、
人を動かす指針になります。
これがはっきりしていないと、
従業員はどこに進んだらいいか
分かりません。
またこれがぶれてしまっていると
従業員も混乱します。
スタッフが離れて行く主たる原因の一つに
「自分が何を会社から求められているか、
分からない」
があります。
ここを常に共有しておく必要があるのです。
○常に日々改善が出来る方
▶︎人を雇うと、
毎日のように問題が生じます。
特に分院を出すと、
「いったい何が起きているのか!?」
状況が分からないようなことも
多々生じるでしょう。
それに対して一つ一つ改善していかなければ、
従業員の不満が蓄積します。
課題について、しっかり立ち向かえることは
とても重要な要素です。
○コミュニケーションがマメな方
▶︎分院だと、距離が置かれますから
コミュニケーションが不可欠になります。
コミュニケーションというと
スキル面の方に目がいきがちですが、
どちらかというと、質よりも回数です。
つまり「何回コンタクトをとったか」です。
メールだけで済ませるのではなく、
直接電話したり、会いに行ったり、
地味ですがこまめに行なうことです。
○権限委譲の出来る方
▶︎分院を出すということは、
ある意味任せることができるか
だと思います。
もちろん相手がどうかにもよりますが、
ある程度は相手に任せ、
「責任はオレがとる」
くらいの気持ちでやれるだけの
度量があるといいです。
任された方も、安心して仕事に取り組めます。
次回は、
「分院展開しない方がいい人」
について触れていきたいと思います。