整骨院経営、分院閉鎖危機からの脱出

Share on Facebook
Share on LinkedIn

整骨院を開業して分院を出す。
一つの事業がうまく行っているから次の展開が打てるわけで、分院を出すということはある意味充実感を感じると思います。

しかしながら私は、分院を出した後、3ヶ月後にその分院長に逃げられてしまった経験があるのです。

私としては、彼を一生懸命支えてきたつもりでした。
オープニングは初日で110名集め、うまくいきました。

しかしあとが続かなかったのです。
業績が上がらず彼は頭を抱えてしまい、夜も眠れなくなり、「この職場にいても・・・」という気持ちになっていったのです。

見かねた私は、分院長から技術研修指導担当に異動をし、活躍する環境を作ろうとしましたが、彼の中で決意は固く、給料を受け取った翌日出勤してきませんでした。

 

皆さんは、私の院では起きないだろう・・・そう思っているかもしれません。
しかし私もそう思っていたのです。

 

 

でも実際に起きたのです。

 

 

 

しかしもっと大きな出来事は、その半年後に起こりました。

一体何が起きたのか、そのお話をさせて頂きます。

 

 

新たに立てた分院長の退職願

 

 

 

 

分院長の配置転換後、別の院長を立てて営業していました。
売上はマシにはなってきていましたが、院長は何か特別の策を出すわけもなくずっとこの期間赤字が続いていました。

 

 

 

そんな中その院長が、退職を申し出たのです。

 

 

 

元々彼は整形外科の出身で、少し整骨院の現場を経験したい、ということで入社したのです。
彼の中では、もう整骨院はだいたい分かった、ということだったのでしょう。

彼は自由奔放な性格なので、トップに立って行なうのは、あまり自分の性に合わなかったのです。

 

 

 

私はその話を受け入れることにしました。

 

 

従業員が倒れた・・・

 

すると、別のトップを立てて行なっていく必要が出てきました。
そんな最中にこんなことが起こります。

 

 

分院に業務終了後に打ち合わせに行きました。
その最中、ある女性スタッフが倒れたのです。
原因は貧血でした。
ただ疲労が溜まっていることは、事実のようでした。

次の日、別の女性スタッフから呼び出されました。
その彼女は、今後院長をやってもらおうかと考えていたスタッフでした。

その彼女からこう切り出されたのです。

 

 

「代表は、雇用についてどうお考えですか?この勤務体系、労働基準法では違反していますよね?もちろん私たちは、それを承知で入社しています。

 

しかしもう少し会社側で私たちに対して配慮があってもいいのではないですか?」

私は何も答えられませんでした。
私は何事も一生懸命行なうことだけを考えていました。

それが従業員のためになると思っていたのです。
でもそれは私のとんだ思い違いでした。

 

 

赤字まみれの分院。意を決して状況を伝えた結果・・・

 

それから1ヶ月後、数字を見ていたときに、分院の赤字が月に100万円になることに気がつきました。
さすがにこれではマズいわけです。

 

 

 

 

そう感じた私は分院に行ってストレートにこう言ったのです。

 

 

 

「この院は、毎月100万円ほどの赤字を出しています。
このままでは院が成り立ちません。
なので、もう少し頑張って欲しいのです。」

 

 

 

次の日に院長にしようと思っていた女性スタッフから退職願が出されました。

 

また1人仕事のできる優秀なスタッフがいたのですが、そのスタッフからも呼び出されて、「退職したい」と言われました。

 

貧血で倒れた女性スタッフからは、

「今でも十分に忙しいのに、これ以上求められるのなら、勤務時間を減らして頂き、給料を上げてもらわなければ難しいです。」

と言われました。

 

 

 

院長も退職が決まっているので、これで4名退職決定です。

 

 

 

あと1名だけいたのですが、彼も退職を言いださないだけで心の中では決めていたのです。
時間の問題でした。

分院は、絶体絶命の危機に立たされたのです。

 

 

この窮地をどうやって突破したのか?

 

 

 

 

ではどうやってその危機を乗り越えたのでしょうか?

ここまでの危機的状況の時に、3つの突破口が必要になります。
以下の3つです。

1、ヒーローの出現

まずこの環境下で誰をトップにするのかがポイントでした。
当院で恵まれたのは、本院の売上がしっかり上がっていたことでした。
また彼らはどうすれば売上が上がるのか、理解しておりました。

 
そのメンバーを2名ピックアップして、異動させたのです。

 
彼ら2名は、まだ20代前半と若手ですが、期待以上の働きをしてくれました。
新患は取れていたので、患者様を取り込むことはできました。
お越しすることはできたのです。

 

患者様は増え、彼らはヒーローになったのです。

 

 
2、看板メニューを作る

 

当初自費を導入していたのですが、保険の割合が比較的ありました。
よってしっかり収益の取れるメニューを行なっていく必要がありました。

 
よってこのヒーローの2名のために、ある秘策を伝授しました。
猫背矯正です。

 
当時私しか施術を行なっておりませんでした。
また60分6,000円のメニューだったので、マッサージと大差がなかったのです。

 
ここで猫背矯正を30分5,000円に変えて、取り組ませたのです。

 
そうすると彼らは、外傷の患者様でも、最終的には原因を取り除く手段として猫背矯正を行なうという形をとっていったのです。
この形は彼らだけでなく、院全体の、現在ではマイスター協会会員の勝ちパターンになりました。
 

 
3、誰でもできる仕組みを構築する

 
ただ施術ができても、売上が上がる仕組みがないと経営はできません。
しかもこれは、新入社員でもできる形にしないと、難しいのです。
 

もちろん始めは彼ら2名しかできませんでしたが、彼らの予約表が猫背矯正一色で埋まっていった時に、他のスタッフも真似するようになったのです。

 
そうやって彼らは異動後1ヶ月で今までの倍の売上に、その翌月には当初の月商の2.6倍にすることに成功したのです。

 

猫背矯正はテクニックだけでなく、業績アップまで可能にしたメニューになっています。

※セミナーはこちらで開催しています。

 

 

 

 

 

 
<