部下を持ったときに 自分に言い聞かせる言葉
私は自分の成功話もお伝えしていきますが、
失敗談も共有しています。
もしかしたら、失敗談の方が
多くなるかもしれません(笑)
経験的には、成功よりも
失敗の方が圧倒的に多いのです。
「賢者は失敗から学び、
愚者は成功からも学べない」
これを心がけるといいでしょう・・・
さて今回はつい最近の失敗談です。
実は先日整骨院のパートスタッフが
連絡無しで出勤しませんでした。
俗にいう、「バックレ」です。
これだけ聞くと、
「その部下が悪い」
と思うかもしれません。
また、
「職場で何かあったのでは?」
と考えるでしょう・・・
実は、今回弊社の本部スタッフが
一生懸命彼と連絡をとり、
事情が聴けたのです。
結論から言うと、
「職場への不信感」でした。
こんな状況です。
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社員にいつも注意されるが、
なんで注意されているのか分からない・・・
社員によって、言うことが違う・・・
実際に社員も注意したことを
守っていない・・・
「施術を見て盗め」というわりには、
見ようとすると「ガッ!」とカーテンを閉められてしまう・・・
話してくれるスタッフもいなく、
同じ空間にいづらい環境・・・
挙げ句のはてに、
「やる気がないなら辞めていいよ!!」
と言われ、「ここにいても仕方がない」と思い、
出勤するのを止めた。
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私も経験ありますが、
こういうことってよくあることです。
こういうときって、
どうしても相手を責めてしまいます。
「根性ないなあ・・・」
「そんなことで辞めてしまうんだ・・・」
しかし自分が彼の立場だったら、
どう思うでしょうか?
私はこんなときに、
こう考えるようにしています。
「アイツだってアイツなりに
頑張っているんだ!」
彼の言い訳を聴いていくと、
「彼なりに頑張っていた」という光景が
浮かんできませんか?
本来上司や周りが、
それに気づき、助けてあげるべきです。
でもそれは言葉に出さないと
気づいてもらえないものですよね?
どうすればいいのでしょうか?
ここで、私たちの持つマインドとして
「アイツはアイツなりに
頑張っているんだ!」
だと思うのです。
注意する前に、ふと言葉を飲み込み、
こう考えるようになったときに、
私の部下に対しての言葉遣いが
変わって来たのです。
よって今ではそういうコミュニケーションミスは
かなり減ってきました。
このことをみなさんにシェアしつつ、
私の社員にもこの言葉を贈りたいと思います。
「アイツはアイツなりに
頑張っているんだ!」