全てを自分一人で やってはいけない
今日は経営者としての
アドバイスをお伝えします。
おそらく目から鱗かもしれません。
それは「自分一人でやるな」です。
その理由は
自分一人の力だけでは
何事も限界があるからです。
私自身も以前は
施術も治療院運営も集客も
全て自分一人で手掛けていました。
だからこそ
手掛けたどの分野においても
この業界の誰より高レベルで
お話できると自負しています。
その結果、待っていたものは
ただただ、忙しい毎日でした。
その日のうちに
帰宅したことはありません。
明け方まで仕事ということも
珍しくありませんでした。
ところが、そこまでやっても
思うほどの結果は出ませんでした。
これだけ努力しているのに
なぜでしょうか?
その根本原因は
「自分一人で全てをやったから」
と今は断言することができます。
今では多くの仕事を
従業員たちに任せています。
私がいなくても
会議がちゃんと成り立っています。
従業員に割り振れない
専門性の高い仕事は
専門家に外注します。
セミナーの集客などは
ほかの先生に紹介して頂いたり
業者さんとコラボで行ないます。
昔から「餅屋は餅屋」と
言いますよね。
私は「私にしかできない仕事」に
全てのエネルギーを集中できます。
その方が何でも上手に
自分でやるより早くできます。
確かにお金はかかります。
でもそれは大切な投資です。
掛けたお金の分だけ
協力者という資産が増えます。
すべてはやり方なのです。
世の中で最も難しいものは
人間関係です。
だから失敗することも
あるかもしれません。
でも考えてみてください。
リスクを恐れては
本物の治療家にはなれません。
誰の言葉か忘れましたが
こんな言葉を聞いたことがあります。
成功者とは
数多くの人たちから
助けてもらえる人のこと
スティーブ・ジョブズが
自分一人の力だけで
iPhone作れますか?
松下幸之助が
自分一人の力だけで
パナソニックを作れますか?
大きなことを成し遂げた人ほど
より多くの人の力を借りました。
これは紛れもない事実です。
そして関わる人が多いほど
面倒なことも増えますが
うれしいことが増えます。
あなたが病気で倒れても
助けてくれるかもしれません。
従業員に誇りを与えられたら
彼らは家族や友人たちに
院を紹介するでしょう。
協力者が増えていった先に
思いがけない広がりが
きっと生まれます。
人は誰でも誰かと繋がっている。
何事も一人ではやらない
全てはやり方次第である。
ぜひ心掛けてください。