三角筋を緩めると肩こりが治る
コミュニケーション関係が続いたので
少し施術のコツに戻りましょう。
あなたは肩こりに対処する場合には
「僧帽筋に対する施術」
をイメージしませんか?
確かに僧帽筋が緩むと肩がラクになります。
その場合には
ある部位を「下ごしらえ」すると
僧帽筋がとても緩みやすいコツがあります。
その部位は「三角筋前部線維」
三角筋前部線維は僧帽筋上部線維と
鎖骨を介して繋がっています。
少し詳しく説明すると
====================
〜僧帽筋上部線維〜
起始:上項線、項靭帯と第1〜5頚椎の棘突起
停止:鎖骨の外側1/3
〜三角筋前部線維〜
起始:鎖骨の外側1/3
停止:三角筋粗面
=====================
つまり僧帽筋上部線維の停止部と
三角筋前部線維の起始部は
同じなんです。
三角筋をほぐしておくと
僧帽筋上部線維が緩みやすくなるのです。
それは2つの筋肉が
繋がっているから。
ちょっとしたことですが
こういう発想で筋肉を見ると
○施術の結果も出やすい
○筋肉の起始も停止も覚えやすい
○筋トレでも効果を出しやすい
○勉強していても楽しい
ということになります。
私が学生時代から行なっていた
勉強の仕方のコツなのです。
あなたにも自分に合ったコツがあるでしょう。
あなたがまだ気づいていないのならば
ぜひ自分で発見してみましょう。