後頭部を整えると 「顔出し型猫背」が治る

「顔出し型猫背」の話がいよいよ
クライマックスに近づきました。

前回のブログでは
胸椎の１、２番を用いた
治し方をお伝えしました。

胸椎１、２番だけの施術だと
「アゴが浮いた形になってしまう」

上部胸椎の施術が難しいのは事実です。
しかし同時に施術するべき部位があります。

それは「後頭部」です。

後頭部、もしくは「頭頚移行部付近」が
ガチガチに固まっていることがあります。

「顔出し型猫背」を治すためには
ここを緩めてやる必要があるのです。

具体的には
後頭部の後頭筋に施術を行います。

後頭筋をコンタクトして
筋線維方向に動かします。

すると短時間で緩んでいきます。

後頭筋が緩むと
下方にある頭半棘筋も
スーッと柔らかくなります。

そうなることで
その下にある後頭下筋群まで
とても触れやすくなってきます。

そこに対してコンタクトするのです。
※もしそれが上手くいかない場合は、
施術の刺激量などに誤りがあるかもしれません。

これらは誰でも出来るテクニックです。
いろいろ考えて行なってみて下さい。

これらが終われば
残るは「取り巻き」の処理です。

この処理が結構面倒くさいです。
次回、ご説明します。