後頭骨調整は ある筋肉を緩めてから
後頭骨調整を行なう前に
確認しておくことがあります。
現在、後頭骨がどのような状態か?
これを確認する必要があります。
後頭骨の位置や歪み方によって
筋肉の付き方や走行などが
微妙に変化するからです。
多くの後頭骨は
「右側屈・左回旋」
していることもあって
「歪みやすい」とお伝えしました。
ということは
頭頚移行部の右側の筋肉は
全てが詰まりやすいのです。
後頭骨調整のためには
この周囲にある硬くなった筋肉を
全部緩めておく必要があります。
「頭半棘筋」「後頭筋」「胸鎖乳突筋」は
右側の方がガチガチで硬いことが多いです。
裏を返せば
しっかりいい状態を作っておくことで
施術が大変楽になるメリットがあります。
筋肉をしっかり緩めて
最後に残るのは「矯正」です。
次回、お伝えします。