整骨院集客のキモ①患者様に向けた 自己紹介文の作り方

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マイスター協会では整骨院の集客において、意外と重要なこととして「自己紹介文」の話をすることが多いです。
理由は、現在治療法よりも「誰がやっているのか?」にフォーカスされる時代だからです。

特に2018年頃から、その傾向が強く出ていると感じています。

そこで今回はどうやって自己紹介文を作っていくのか、についてお伝えしたいと思います。

なぜ自己紹介文が不可欠なのか?

前段階でもお伝えしましたが、今は「誰が?」つまりwhoで選ばれる時代です。
例えば映画。

ドラマでも映画でもそうなのですが、「この俳優が出ていれば観る」ということはなかったですか?
キムタクが出ていれば観る、そういうことです。

音楽でも本でも、その方のファンがいて、その方がやっていれば買う、そういうことが多いのではないでしょうか?

ただ一般の人は違うのでは?と感じると思うのです。

ここでホームページをご覧になってお越しになられた患者様に質問をして見てください。
「ホームページのどの部分を見て、今回お越しになられたのですか?」

トップページは必須かもしれませんが、かなりの確率で次に上がるのがプロフィールです。
Googleアナリティクス(ホームページのアクセス解析を見る媒体)を分析すると、ホームページ上で見られているページは、トップページ、料金、メニュー内容、と同時にスタッフ紹介のページなのです。

よってここにある自己紹介文は、鍵を握ると言っても過言ではありません。

 

 

 

一番やってはいけないことは、「普通のプロフィールを書くこと」

ただよく治療院のホームページを見ると、「出身地」「誕生日」「趣味」「特技」などが書かれていたりするものです。
これはやめましょう。

あなたはタレントではないのです。
出身地を聞き、同じ地域に馴染みのある方は、共感するかもしれませんが、かなりのマイノリティです。

また「好きな食べ物」とか書いて、お土産にその食べ物を持ってきてくれたりするかもしれませんが、これは相当その人を好きになっている状態ですよね?

繰り返しますが、私たちはタレントではないので、俗にいう「普通のプロフィール」は出さないようにしましょう。

 

 

 

自己紹介で差別化するには、あなたしかできないUVPを極めろ

 

今回のテーマは整骨院の集客です。
これを意識した時に、自己紹介文をしっかり作り込む必要があります。

ここで私はこれを行うことをお勧めしています。

それは「UVPを明確にすること」です。

UVPとは、「ユニーク・バリュー・プロポジション」と言います。
「独自の価値」とでも言うのでしょうか?

つまりこの世界で、自分が絶対に勝てるポジションを作ることなのです。

私は、「超差別化戦略」と言う表現を使い、こういうことをお伝えしております。

差別化というと、一つの分野で他とは違うことをやっていることを出します。
しかし「猫背矯正」と謳ってもライバルが多いですよね?
世の中かなりの整骨院において、猫背矯正を行なっておりますから・・・

そこでもう一つ差別化ポイントを作るのです。
例えばこんな感じです。

強みを2つ作ることで、勝てる土俵への形になってきます。
ただこれだけでは勝てないので、この2つをどんどん磨いていくのです。

私の場合こんな感じです。

 

自己紹介はストーリー性を持たせること

 

同時に徹底して行なうことは、ストーリー性です。
つまり「なぜこれをやっているのか」という想い的なものです。

人はどんな人に施術をしてもらいたいと思いますか?
1つは技術がある、知識を持っているなど才能的な面が優れている先生です。
ゴッドハンドと言われるような技術があったり、知識などが豊富でなんでも答えてくれるような方は重宝されます。

しかし技術も知識も、おそらくホームページだけではわからないと思うのです。
だから先生方の中には、「施術を受けてもらえるとわかるのに・・・」という方が多いのです。

では患者様はどこでご来院するか否かを判断するかというと、2つ目の理由があります。
それは、「人間性」です。

つまりその先生がどんな人か、なぜこの仕事をやっているのかなど、そう言った部分になります。

ただ自己紹介文に普通のプロフィールのみ書いてある人と、自分がなぜこの業界に入り、今どんな想いで患者様と接しているのかを書かれている人、どちらに行こうと思いますか?

情報がしっかり入っていた方がいいですよね?
よって自己紹介にはストーリー性を持たせて書くように伝えているのです。

 

 

自己紹介文の具体的な書き方

 

 

ネット

自己紹介を書く目的は分かったと思います。
では、具体的にどんなことを書いたらいいのでしょうか?

ちょっと書いてみました。

私ならこんな感じでしょう。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

これまで250名以上の姿勢の専門家を育成してきた猫背矯正マイスターです。

 

高校時代プロ野球の選手を目指しておりました。しかし腰痛がひどく、その夢を断念したのです。

 

それからの人生において、腰痛との戦いでした。筋肉がつけば痛みが取れるのでは、と考えて体育系の大学に行き、ウェイトトレーニングをガンガンにしました。しかし筋肉がついたにも関わらず腰痛は悪化しました。

 

そんな時知人の紹介でカイロプラクティックに行きました。そこでこんなことを言われたのです。「この腰は骨盤と背骨が歪んているから、そこに負担がかかって腰が痛くなっているんだよ。」その後施術を受けたら、そのつらかった腰の痛みが取れてしまったのです。

 

 

この施術により感動した私は、この業界への門を叩くことを決意したのです。

以後自分の腰を治すために、いろいろ勉強をしました。その時勤務していた院の院長が、私にこういったのです。

 


「小林の腰は、骨盤が前傾して反り腰になり、そして背中が丸まる。つまり猫背になるんだ。この負担が一気に腰にかかるから、痛みが出ているんだよ」

 

 

これを聞いた時、「姿勢から治すのか・・・」と納得したのです。自分でいろいろ試行錯誤を繰り返し、姿勢が改善する現在の形を作っていったのです。

 

 

この形を一般向けにして書いた2017年に発売された著書「ねこ背は10秒で治せる!」は、40,000部のベストセラーとなりました。

今では、その姿勢矯正の施術法を同業者に共有する仕事、そして姿勢を治せば身体が治るということを世に伝える活動を行なっております。自分と同じ苦しみを味わって欲しくない、そのような想いで取り組ませて頂いているのです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

こんな感じはいかがですか?

 

 

「こんな経緯でこうなり、そして今の自分がいる。そしてこれからはどこに向かう」

 

 

これをお伝えしてみてはいかがですか?

 

 

猫背矯正の上の方のクラスでは、こういうことも作っていきます。

 

 

猫背矯正セミナー開催しております。

 

 

 

 

 

 
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