三角筋を緩めてダメ押しせよ!
「前肩型猫背」攻略の最後は
三角筋前部線維の対策です。
最初は大胸筋の緩め方でした。
そして前回は小胸筋と続きました。
念のため小胸筋の緩め方を
もう一度、動画でおさらいしましょう。
※こちらのリンクからもご覧いただけます。
https://youtu.be/w8a9GMTUVx4
小胸筋は
【起始】肋骨前面(第3〜5)
【停止】烏口突起
からなる筋肉でした。
大胸筋と小胸筋を緩めれば
「前肩型猫背」はほぼ改善します。
しかし完璧ではありません。
もう一つ、ダメ押しする部位があります。
それが、三角筋前部線維です。
これは最初に緩めた大胸筋の
隣りにある筋肉です。
これまでも説明したように
筋肉は近所同士つながります。
ときには大胸筋と一緒に働いたり
ときにはサポート役に回ったりします。
ところが、この2つの筋肉たちが
ガチガチに固まっている
ことも少なくありません。
上腕骨頭が前面に倒れていたら…
三角筋前部線維の短縮
をまず疑ってください。
ここが理解できていないと
猫背がなかなか治らないことになります。
では三角筋前部線維がガチガチの場合
どのように緩めればいいのでしょうか?
三角筋前部線維の緩め方を
最後に動画でお伝えします。
※動画はこちらからもご覧いただけます。
https://youtu.be/MeCLQzACDYs
三角筋前部線維を緩めるポイントは
1)三角筋前部線維の
固くなったコリにしっかり当てる
2)肩関節方面に
「手グシでとかすように」動かす
この2つです。
動画で繰り返しコツを掴んでください。
三角筋前部線維は、四十肩・五十肩など
肩関節周囲の施術でも大変有効です。