人は相手を理解できないと知れ。

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猫背矯正の始まりは
こんなメニューないよね?
というものを考えたことでした。

 

 

私は常にそういうことばかり考えてきたので
よく「小林製薬」と言われます。

 

 

小林製薬という会社は世の中に
「こんなのありそうでないよね?」
というものを次々に開発してきました。

 

mezase

 

なかったものを具体的な商品を作ることで
新たな市場を作り上げてきたと言えます。

 

 

治療家の世界についても
もともと「腰痛」も「肩こり」も
メニューとしては存在しませんでした。

 

 

ただ単に「治療できますよ」という
技術が存在するだけでした。

 

 

結局は患者様から
「こうしたい」「ああしたい」と
言わない限り分かりません。

 

腰痛

 

患者様の求めが
腰痛改善だったり
肩こり改善だったことから
それらのメニューが誕生して
具体的な認知が進んだと言えます。

 

 

「腰痛なんですが」
「肩こりがひどくて」と
メニューとして話ができるのです。

 

アンケート

 

メニューがあることで
勘違いを軽減してくれます。

 

 

ここは重要なことです。

 

 

施術を提供する側は
「これもできる」「あれもできる」と
分かっているし、認識しています。

 

 

しかし受ける側は具体的メニューがないと
「何があるのか」「どうすればいいのか」
さっぱり分からないのです。

 

 

他人とのコミュニケーションの前提として
「人は他人と全く違う認識をしている」と
いう原則を理解していただきたいのです。

 

 

お互いに全く認識がズレている
とあらかじめ分かっていれば

 

 

相互理解に何が必要なのか?
おのずと分かってきます。

 

 

握手

 

患者様が話すことにも
患者様が言葉にした部分と
まだ言葉にしていない部分があります。

 

 

お互いに認識がズレているのが前提なので
無意識に「分かっているはず」という
思い込みがあるかもしれません。

 

 

勘違いしたり、ズレたままの部分はないか
しっかり確認しながらコミュニケーション
を図ることが大切です。

 

 

 

 
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