井端選手から学ぶ、本来の治療家としての生きる姿勢

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今日は猫背矯正マイスターとして私がとても大切にしていることを書きたいと思います。
 
それは「生きる姿勢」です。
 
姿勢の専門家なら「姿勢を治す」のが仕事です。
しかし本当の意味で「姿勢を治す」ということを考えていくと、「生きる姿勢」にたどり着くと思っています。
 
 
今回とてもいい例があったので、共有したいと思います。
 

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先日高橋由伸選手巨人の監督になることが発表されました。

高橋由伸

※写真は「沖縄タイムズ」より

高橋選手は2015年兼任コーチとしてやってきましたが、選手として4割を超える代打率を誇り、他チームから恐れられていました。

本人も「来年も選手で」という希望があり、またファンからも楽しみにされていたと思います。
 
 
しかし球団側の監督要請を受け入れ、18年の選手生活にピリオドを打つことに決めたのです。
 
 
私自身この高橋選手の決断に感銘を受けたのですが、昨日それ以上に胸を打つお話がニュースで飛び込んできたのです。
 
 

G井端が引退、内野守備走塁コーチで由伸監督支える!「一緒に辞めようと」

井端 引退

※写真はスポーツ報知より

井端弘和選手が急遽引退を申し出たのです。

高橋選手と井端選手は同級生。

高校の時からしのぎを削った言わば同志です。
 
 
「毎年試合をして、どんどん成長していく姿を見て。高校、大学、プロに入っても。同世代のスターでした」
 
と井端選手が語るように、高橋選手はこの世代の象徴的な選手でした。
 
井端選手は最後の2年間同じチームで戦ってきたのです。

「由伸より先に辞めることがあっても、長くやることは絶対にないと思っていた。昨日彼が現役引退して電話を頂いて。辞めようと思いました」

 
実は井端選手はプロ野球選手の目標とされる2000本安打まであと88本と迫っていました。
2000本安打は一流選手の勲章であり、誇りでもあります。
 
 
そういう状況であるにもかかわらず、引退を決意し、監督となる高橋選手を支えることにしたのです。
 
 
 
井端選手と言えば、一昨年のワールドベースボールクラシック日本代表として活躍したのを憶えています。
 
あのとき敗戦濃厚なピンチを幾度となく救ったのは、井端選手でした。
 
そして今回の突如の引退劇・・・
 
仕事は違うしおこがましいのですが、彼の中での「マイスター魂」を見たのです。

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治療家としてテクニックを磨くのは当たり前です。
しかしここぞというときにそれが発揮されるか否かは、その人のその場での考え方にかかっていると思います。
 
 

「こうした方がいいんじゃないか?」

という雑念や迷いが生じることもしばしばあるでしょう。

 
 
しかしそんな中で最高の結果を残す・・・
 
 
またこれという決めた道を、自分の信念や使命を持って貫く・・・
 
 
この胆識を持った行動が出来るかどうかです。
 
 
胆識を持った人の姿勢はキレイですし、素晴らしいものです。
周りを惹き付けるものが出てきます。
 
 
やはり一流の選手って素晴らしいですね。
 
 
私もそんな一流の仲間を育てていきます。
 
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