井端選手から学ぶ、本来の治療家としての生きる姿勢
今日は猫背矯正マイスターとして私がとても大切にしていることを書きたいと思います。
それは「生きる姿勢」です。
姿勢の専門家なら「姿勢を治す」のが仕事です。
しかし本当の意味で「姿勢を治す」ということを考えていくと、「生きる姿勢」にたどり着くと思っています。
今回とてもいい例があったので、共有したいと思います。
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先日高橋由伸選手が巨人の監督になることが発表されました。
本人も「来年も選手で」という希望があり、またファンからも楽しみにされていたと思います。
しかし球団側の監督要請を受け入れ、18年の選手生活にピリオドを打つことに決めたのです。
私自身この高橋選手の決断に感銘を受けたのですが、昨日それ以上に胸を打つお話がニュースで飛び込んできたのです。
G井端が引退、内野守備走塁コーチで由伸監督支える!「一緒に辞めようと」
※写真はスポーツ報知より
井端弘和選手が急遽引退を申し出たのです。
高橋選手と井端選手は同級生。
高校の時からしのぎを削った言わば同志です。
「毎年試合をして、どんどん成長していく姿を見て。高校、大学、プロに入っても。同世代のスターでした」
と井端選手が語るように、高橋選手はこの世代の象徴的な選手でした。
井端選手は最後の2年間同じチームで戦ってきたのです。
「由伸より先に辞めることがあっても、長くやることは絶対にないと思っていた。昨日彼が現役引退して電話を頂いて。辞めようと思いました」
実は井端選手はプロ野球選手の目標とされる2000本安打まであと88本と迫っていました。
2000本安打は一流選手の勲章であり、誇りでもあります。
そういう状況であるにもかかわらず、引退を決意し、監督となる高橋選手を支えることにしたのです。
井端選手と言えば、一昨年のワールドベースボールクラシック日本代表として活躍したのを憶えています。
あのとき敗戦濃厚なピンチを幾度となく救ったのは、井端選手でした。
そして今回の突如の引退劇・・・
仕事は違うしおこがましいのですが、彼の中での「マイスター魂」を見たのです。
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治療家としてテクニックを磨くのは当たり前です。
しかしここぞというときにそれが発揮されるか否かは、その人のその場での考え方にかかっていると思います。
「こうした方がいいんじゃないか?」
という雑念や迷いが生じることもしばしばあるでしょう。
しかしそんな中で最高の結果を残す・・・
またこれという決めた道を、自分の信念や使命を持って貫く・・・
この胆識を持った行動が出来るかどうかです。
胆識を持った人の姿勢はキレイですし、素晴らしいものです。
周りを惹き付けるものが出てきます。
やはり一流の選手って素晴らしいですね。
私もそんな一流の仲間を育てていきます。