整骨院経営者必読、一人整骨院が成功するための新十ヶ条
※巻末に「一人治療院が200万円超えるためのセミナー」の案内があります。
最後まで読み進めていただければと思います。
こんにちは。猫背矯正マイスターの小林篤史です。
整骨院業界も最近あまりいいニュースを聞かないですよね。いくつかの有力雑誌に裏事情的な内容で掲載されております。
しかしながら先日こんなことがありました。うちの義兄が自転車に乗っていて肩から落ち、腱板を損傷したのです。病院に行き、痛み止めと湿布をもらっているようなのですが、3ヶ月経過しても治らないと相談を受けたのです。
通常たいていの方は、こういう場合整形外科や病院に行かれると思います。しかしそこで思ったような処置をされていないケースが多いのです。よって「なかなか治らない」ということになり、どうしたらいいか迷っていることが多々あります。
そんなときに私たちが力になれるのではないでしょうか?私は真っ先に言いました。「近くの整骨院に行きなさい」と。
実は整骨院は、整形外科やクリニックなどで見れない部分、つまり手術でもなく、マッサージみたいな慰安でもないものにおいて、まだまだ社会に貢献できる余地があるのです。
前置きはさておき、今回は一人整骨院200万円超えサポーターの森永悠介先生をお迎えした、「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」のご紹介をしたいと思います。
目次
- 1 一人整骨院200万円超えサポーター森永悠介先生プロフィール
- 2 森永悠介先生の「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」とは?
- 3 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第一条】現状を見極める!
- 4 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第二条】この院をやる目的を決める
- 5 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第三条】最重要事項を1つに絞る!
- 6 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第四条】施術の武器を手に入れる
- 7 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第五条】勝ちパターンを作る!
- 8 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第六条】人とお金を使う
- 9 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第七条】3つの集客の柱を作る!
- 10 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第八条】最低限の数字に強くなる!
- 11 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第九条】自分のためでなく、社会のために動く
- 12 「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第十条】やり抜く
- 13 まとめ
一人整骨院200万円超えサポーター森永悠介先生プロフィール
森永悠介先生は、埼玉県川口市において「元郷名倉堂」という接骨院を開業しております。18歳から整骨院業界の門を叩き、ずっと保険診療メインで行なってきました。しかし保険診療において請求の制限を受け、整骨院経営に危機感を感じ、自費メニューとなるものを探していたのです。
そこで導入したのが猫背矯正。猫背矯正を導入後、3ヶ月で200万円超えを果たします。そして継続して62ヶ月連続で200万円超えを継続しているのです(2019年12月現在)。
森永悠介先生の「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」とは?
森永悠介先生は、普段の施術において何か強烈な売り込みをすることなく、また一生懸命頑張ることなく、この月商200万円の状態を継続しております。その姿を見た猫背矯正創始者の小林が興味を持ち、2015年に「一人整骨院が成功するための十ヶ条」を発表しました。短期間にもかかわらず、800名超の方がダウンロードしたのです。
それから4年の歳月が流れ、時代も変わってきました。同じように十ヶ条も進化しました。今回「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」としてリリースする運びとなりました。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第一条】現状を見極める!
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」においてまず考えることは、「うちの整骨院、現状はどうだろう?」ということ。これを社会情勢、整骨院業界から見つつ、自院を見極めるのです。
整骨院において、4年くらい前に自費導入が騒がれました。しかし今では自費というものがスタンダードになってきたのです。
その整骨院業界の中で、自分はちゃんと戦えていますか?整骨院の先生にお話をすると、「自費やっています!」と返答が来ます。しかし10分1,000円とかの延長治療だったり、機器や矯正のオプションをやっていたりということが多いのです。
自費導入して売上が上がっていない先生も多いのですが、それは本来の自費導入ではないからだと考えます。30分で6,000円など取れるメニューを行なっていく必要があるのです。
また同時に、自費を導入して満足してしまっている先生も多いのではないでしょうか?成功している先生と、そうでない先生の差がここ最近明確になってきているのですが、それはもう一足踏み込んでいるかどうかだと思うのです。
さあそれらをふまえて、ぜひこちらの動画をご覧ください。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第二条】この院をやる目的を決める
整骨院をやるにも目的が必要です。つまり「この整骨院を何のためにやっているのか」ということです。
おそらくこの業界に入ると決めた時、「こんなことをしたい」とか目的があったはずです。また開業するときも、「こんな整骨院にしたい」という夢を持っていたと思います。気がつくと日々の売上だけを追いかけていたり・・・そういうことはないでしょうか?
今やりたいことではなく、整骨院を沈ませないように経営をしている方が多いのでは・・・
打開するために、こちらの動画をご覧ください。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第三条】最重要事項を1つに絞る!
ただ一人整骨院において、何でもかんでも自分でやらないと・・・と考えられている方多いのではないでしょうか?スタッフがたくさんいる整骨院ならまだしも、一人だとどうやって仕事を振ったらいいか、悩むこともあると思います。
一人整骨院の場合は、やらないことを決め、やるべきことを1つに集中することが大切です。「センターピンを探せ」という考え方があります。ボウリングでセンターピンを倒せば一気に倒れると同じ意味で、ここを集中し徹底すると一気に変わってきます。
世界的超ベストセラーである「7つの習慣」にも綴られていますが、最重要事項を1つに絞ると仕事は劇的にやりやすいです。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第四条】施術の武器を手に入れる
治療家なら施術は極めていると思います。ただし武器と言えるには、キモになるポイントが3つあります。
1、結果が出ること
いろいろテクニックを持っていても、結果が全てです。結果が出て初めて「この先生なら大丈夫だ」と思われます。当たり前のようだが、これに尽きるのです。
2、しっかり利益が出ること
技術は徹底して勉強しても、お金をいただけない治療家が多いものです。ただビジネスなので、利益をしっかり出すことが大切です。ほぼ施術をするだけで利益が出るような仕組みを作れるかがポイントです。
3、自分らしいかどうか
メンタリストDaigoの有名な「MACの法則」をご存知ですか?
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M;Measurable 測定可能かどうか
A;Actionable 実行可能かどうか
C;Competent 自分らしいかどうか
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ここのCの部分にあるように、この施術が自分らしくできることが大切です。そもそもあなたの治療院はあなたのアイデンティティであるべきです。
やっていてしんどくなるのはやめましょう。一人整骨院だから余計にそうです。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第五条】勝ちパターンを作る!
自己啓発などでも「『法則』『自分のやり方』を見つけなさい」と言われます。その中で自分なりの勝ちパターンを見つけられるかです。
動画では森永先生の猫背矯正を用いた勝ちパターンが紹介されています。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第六条】人とお金を使う
従業員がいる整骨院でもそうですが、一人整骨院においても人を使えるかがポイントです。餅は餅屋であるからです。
森永先生は、ホームページ・ブログ関連は全て外注にお願いしています。理由は得意でないのもそうですが、自分で勉強してやっても大変、また仕事が終わってからやるのも辛いからです。その分得意であり大好きな施術に集中できれば、かなりプラスになります。
またそのためにお金を使うのです。そのお金は出費ではなく投資になります。
上手くいっていない先生は、たいてい何でも自分でやっています。自分でやっているうちは成長しません。
船井総研の元社長である五十棲さんは、著書でこんなお話をしています。
「2億円の会社を10億円にするには、社長の仕事を振ることです」
ただここで100点満点を求めてはいけません。ではここで皆さんに質問します。何点でいいと思いますか?
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第七条】3つの集客の柱を作る!
整骨院の集客の柱は複数持つべきです。その中で理想は3つです。なぜ3つ作るのかというと、1つしかなければ、そこがずっこければ終わってしまうからです。
森永先生の集客の柱は、次の3つです。
1、ポスティング
ここではチラシではなく、パンフレットを撒くことをお勧めしております。理由は、紙の質がいい、三つ折り、良さそう、取っておこう、というものが挙げられます。お蕎麦屋さんのお品書きみたいな感覚です。チラシだとポイっと捨てられてしまいます。
2、紹介
紹介はお金がかからない最もコスパがいい集客方法です。ただ紹介は誘導すべきです。「紹介してください」と言わなければ、紹介はしてもらえません。
3、インターネット
今の時代はやっぱりインターネットは外せません。ただホームページ、SEOやリスティングなどは全て外部にお願いしております。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第八条】最低限の数字に強くなる!
整骨院において、最低限の数字という表現にピンと来ない人が多いのではないでしょうか。治療家仲間に聞いても、「これ出さなきゃダメでしょ?」という数字を出していないケースが多いのです。
特に確実にやって欲しいこととして、「その日1日の売上目標」というものがあります。まずそれを把握すること、そして午前が終わった時点、午後が始まって夕方、診療後に現時点での売上をチェックしているかが重要です。
地味に見えるが確実に違ってくるのです。
また他の見なければならない数字についても動画でシェアしています。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第九条】自分のためでなく、社会のために動く
整骨院に限らずどんな事業でもそうですが、結局「自分だけ」「自分が良ければいい」という考え方では限界があります。理由として、「自分の利潤だけだと長続きしない」「人からの信頼されない」という点からです。
一人整骨院だからこそ、自分のためではなく社会のため、受付さんのため、患者様のためにやっていくべきです。そういう存在がいないと、自分たちもご飯も食べていけません。すべて助け合いの精神なのです。
広い視点で社会のため、世界のためと思うと視野が変わってきます。自分自身に余裕がないときは、とりあえず自分が稼がなきゃ・・・と思うのではないでしょうか?しかしながら、例えば「この街全体の治療院が潤えばいいなあ」と思うと、自分の動き方も変わってくるはずです。
そういう視点でいると、その想いに共感され、気がつくとどんどん味方や協力者が増えてきます。
「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」【第十条】やり抜く
これまでいろいろなお話をしてきましたが、最終的にはここではないでしょうか?
「やり抜く」
つまりどんなにいい技術を持っていても、どんなに良質な考えを持っていても、最終的にはやらなければ結果は出ないのです。また「ちょっとやっただけ」とかでは意味をなさないのです。
よく猫背矯正を習っただけで満足してしまうケースがあります。「10000時間の法則」というものがあるのをご存知ですか?何でも10000時間かけると、その道のプロフェッショナルになれる、というものです。1日3時間取り組んだとしても、9年ちょっとかかるのです。
ただそれだけの取り組みをすると、自信につながります。森永先生の今があるのは、それに等しい期間かなり本気で取り組んできたからです。そのお話を語っています。
まとめ
一人整骨院だと制約もありますが、一人だからこそできることもあります。
例えば自分が家族で旅行に行きたいとします。従業員がいる場合は行きづらい時があると思います。理由は彼らは働いていないのに給料を支払わなければならないのです。また従業員に現場を任せていくのも「大丈夫かなあ」と心配になるでしょう。一人の場合は誰にも気兼ねなく治療院を休めるのです。
また施術面で院長と他のスタッフとで差が出たりしますよね?そこで固定患者を逃してしまうケースもあるのではないかと思います。そういった意味でも一人整骨院はやりやすいのです。
ただ一人整骨院ならでの経営のポイントを押さえるかどうかです。
ぜひこの「一人整骨院が成功するための新十ヶ条」を活用していただければと思います。
また2020年3月1日に、森永悠介先生と同じく協会認定講師上野拓也先生とで、「一人整骨院200万円超えコンビが送る 究極セミナー」を開催します。
ぜひこちらで森永先生の生の声を聞いてください。
2020年版開催中