肩甲骨を寄せても治らない
前肩型猫背について
誤解があることはご存知ですか?
治療家の中でよく言われますが
肩甲骨を寄せると猫背が治る
というのは全くの誤解なのです。
信じている人が多いかもしれませんが
実際に肩甲骨を寄せたとしても
すぐ元に戻ってしまいます。
その理由は簡単です。
前肩型猫背の本当の理由は
大・小胸筋や三角筋前部の短縮
肩甲骨を寄せるだけでは取り除けません。
「前肩型猫背」の改善は
大・小胸筋、三角筋前部を
緩めることが不可欠です。
ただし、その緩め方を間違わない
ようにしなければ効果がありません。
その緩め方に関しては
ちょっとした知識とテクニック
があるというのをご存知でしょうか?
「潰れたボールは元に戻る」と
私が提唱する「形状記憶理論」
短期的に見ると
2、3日後には元に戻る可能性が
かなり高いと思います。
実際こまめに続けると
今まで硬かった大胸筋が徐々に緩んできます。
そして3ヶ月後には前肩型猫背が治っている!
嘘みたいですが、そういう状態になるのです。
そのため肩甲骨を寄せる必要はありません。
大胸筋を緩めるポイントは
1、肩関節のポジショニング
2、指の使い方
3、動かす方向
この3つです。
具体的な施術法は
こちらの映像で確認してください。