治療家必携の書物とは?

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稼げる治療家になるために
絶対に読むべき本があります。
いったい、どんな本だと思われますか?

 

 

経営の本でしょうか?
それとも患者様とのコミュニケーション?

 

 

もちろん、どちらも大事です。
でも今回の正解は違います。

 

 

治療家が絶対に読むべき本とは…

 

 

それは「解剖書」です。
人体を直接触りながら治療する仕事には
必携の書物ですよね。

 

 

本当の治療家を目指す方には
特に意識して親しんでほしいのです。

 

 

「それより実技を教えてよ!」

 

 

その気持ちはよく分かります。
でも考えてみてください。

 

 

他人の体に直接触ることは
医者でもない限りほとんどありません。

 

 

基本的には他人が直接体を触ることは
法律で禁止されているのです。

 

 

自分の体を触ることに合意した相手が
「身体に関する基礎知識が乏しい」
と感じたらどうしますか?

 

 

ちょっと致命的ですよね。

 

 

施術では相手を直接触ります。
身体と手との対話が始まります。

 

 

医療業界には看護師がいます。
この「看護師」という漢字ですが
手で見て護る人ですね。

 

 

実は触られる側の患者様も
「何か感じる」のです。

 

 

手で触る際に基礎医学を駆使すると
結果は全く変わってきます。

 

 

学校教育での「解剖学」では
大抵、額面通りしか教えません。

 

 

「大胸筋という筋肉は、
起始が・・・で停止が・・・で、
こんな作用があります」

 

学問であれば、これで十分ですが
勉強自体は画一的で面白くないでしょう。

 

 

しかし、あなたが解剖学を駆使することで
稼げる治療家になれるとしたら?
俄然、興味が湧きませんか?

 

 

布や紙に繊維の方向があるように
筋肉の線維にも方向があります。

 

 

筋肉を緩めるとき
治療家は必死なのに筋肉を緩められない

 

 

こんなことがなぜ起きるのでしょうか?

 

 

患者様の中には
「何やってるんだ?」
と感じる人がいるかもしれません。

 

 

もちろん
筋肉が緩みにくい患者様は
実際には、たくさんいますよね。

 

 

以前にも説明しましたが
線維方向に沿って動かせば
「筋肉が緩みやすい」のです。

 

 

また同じ筋肉でも線維が一方向でなく
いろいろな方向に変わることがあります。

 

 

「線維方向に沿って緩むのですが
これはなかなか緩みませんね」

 

 

このように根拠を示して
なぜ出来ないのか?
を説明します。

 

 

 

どうですか?
会話がグッと変わります。

 

 

知識があれば的確に説明できる。
ここは極めて重要なことです。

 

 

「さすがプロですね」と声を掛けられ
「治療家なら当たり前ですから」と返す。

 

 

これだけでも患者様との距離感が
グッと深まりますよ。

 

 

また筋肉同士の関係性を理解できれば
施術効果が全く異なってきます。

 

 

全ての筋肉は互いにつながっている

 

 

以前のブログでも触れましたが
筋肉には、ご近所さんが存在します。

 

 

そのご近所さんに
どんな人がいるのか?

 

 

 

 

それをしっかり理解していれば
近所付き合いがスムーズです。笑

 

 

解剖書を見る場合にも
ご近所さんとの関係性を
しっかり見ておく

必要があります。

 

 

隣の家が火事になったら
その隣の家も被害があります。

 

 

ある筋肉がコリ固まれば
隣の筋肉もコリ固まるのです。

 

 

患者様との会話の中で
たとえ話として応用すれば

 

 

「先生の話は分かりやすい」
「面白い先生だ!」

 

 

と評判を取れるかもしれません。

 

 

正しい解剖学の知識を駆使することは
大切なコミュニケーションに役立ち
施術技術も身に着けられます。

 

 

 

筋肉のご近所さんの考え方は
猫背矯正にも深くつながりがあります。

 

 

猫背の主な原因は
いろいろな筋肉が短縮するためです。

 

 

一つの筋肉だけの短縮ではありません。
この知識はとても大事です。

 

 

 

分かりやすく説明すると
筋肉のつながりが団体となって
短縮を起こしたものというのが猫背です。

 

 

「解剖書をキチンと読める治療家」
これだけで圧倒的な結果の差が見えますか?

 

 

 

 
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