首なし型猫背の意外な原因とは?
では猫背4タイプの最後
首なし型についてお話しします。
このタイプの特徴は?
もちろん名前の通り
首が肩の中に埋没していること。
見た目のままですが
分かりやすいですよね。
でも「なぜ首がないのか?」と
考えたことはありますか?
その答えは一つではありません。
少し列挙してみます。
肩の筋肉が盛り上がることで
首なしになります。
胸椎の後弯が強くなると
首なしになります。
頸椎の前弯が強くなると
首なしになります。
ほかにも
肩が巻き込んでいると
首なしになります。
僧帽筋を圧迫する神経根の圧迫。
骨盤が後傾している。
肩甲帯の緊張
肩すくめ
前方環椎
椎前筋の衰弱
乳突筋の短縮
呼吸器系の機能低下
精神的な影響…
きりがないので
これくらいでやめます。
ほかにもいろいろ考えられますが
ここで目からウロコの事実があります。
何かと言うと…
最初から首の骨が短い人がいます。
身も蓋もないんですが…。笑
誰もがどれかのパターンに
当てはめようとするのですが
当てはまらないものもあるということです。
それを見極めるには
どうすればいいのでしょうか?
簡単なことです。
実際触ってみれば分かります!
首の骨が短い人は
肩の筋肉が盛り上がるだけで
首が埋まって見えなくなります。
思い込みで決めてかかると
正しい判断ができませんよ。
では、首なし型攻略法の
診るべき基本ポイントです。
1)僧帽筋上部線維
2)頸椎の弯曲
3)後頭部
4)側頸部
基本はこの4つをしっかりと
チェックしてください。
僧帽筋上部線維は基本ですよね。
すくんだり、巻き込んだりしていないか?
同時に「頸椎の弯曲」を診てください。
そして「後頭部が硬くないか?」
よく診てくださいね。
そして顔出し型の時に診た
「側頸部のガチガチ」も
キチンと診てください。
それらをキチンと診た上でも
決めてかからないことです。
常に柔軟な発想で
「もしかしたら?」を忘れずに!