凝り固まった筋肉を 緩めるのは「考え方」
前回は後頭筋への施術について
説明しましたが、お気づきですか?
なかなかほぐれない筋肉を緩めるには
何が大切でしょうか
若い駆け出しの頃のことですが
起立筋がなかなかほぐれずに
苦労した記憶があります。
その頃は技術も経験もまだまだなので
特に起立筋が過緊張したりしたら
手も足も出ない事がありました。
それでもお金をもらうことは
プロとして施術することになります。
1 時間くらいマッサージしても
ついに全くほぐれなかった時
お客様から叱責されました。
多くの人たちは
裏技的なテクニックを
身につけたくなるのですが。
実はテクニックだけを
いくら身に付けたところで
あまり役立つことはありません。
もちろん、テクニックは必要です。
しかし、根本的な「考え方」を
身に付けるのが早道なのです。
実は「筋肉」というものは
実はとても素直です。
筋肉に対して、
○解剖学的に
○生理学的に
そして
○心理学的に
アプローチが正しく出来ていれば、
筋肉はすっと緩んできます。
どのように考え
どのようにアプローチするか?
このことが非常に重要です。
私のセミナー受講生の中で
今年の春頃、柔整に入学した人が
まだ人の身体も触ったことがない方に
参加して頂きました。
そんな彼らでもほんの1分ほどで、
筋肉を緩めることができたのです。
猫背矯正の場合
いかに筋肉を緩められるかが
重要になります。
猫背の状態で固まっているままでは、
なかなか正しい姿勢を作れないからです。
明日は具体的にどうやって筋肉を緩めるのか、
この方法をお伝えしていきます。