繁盛店誕生の秘訣は 「やり方」より「あり方」

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繁盛店誕生の秘訣とは?

 

招き猫

 

ポイントはテクニックなどではない
マーケティング本来の本質部分が
理解できるかどうかによります。

 

 

わかりやすく言えば
テクニック部分は「やり方」
本質部分は「あり方」

 

 

この「やり方」と「あり方」には
大きな違いがあるのです。

 

 

以前ご紹介した内容ですが
この機会に再度よく考えていただけたらと思います。

 

 

2015年1月にオープンした飲食店
「Bifrost(ビフロスト)」がそれです。

 

ビーフ

 

このお店は、猫背矯正の講座で
甲子園口に行く時はいつも
昼食で使うお店です。

 

 

甲子園口から講座会場の院まで
徒歩でおよそ5分。

 

 

途中には数多くの飲食店があります。

 

 

にもかかわらず
ランチはもちろんのこと
時には夜の懇親会に至るまで
このお店を使うことがよくあります。

 

 

なぜここまでの関係を
築いているのでしょうか?

 

 

この店との出会いは
ほんのささいなことでした。

 

 

私が甲子園口駅を降りて
みらく鍼灸整骨院に向かう
わずか1分ほどの道のりの途中
1人の若者に声をかけられました。

 

メガホン

 

【若者】 
おはようございます!
今度、洋食料理屋をオープンするんです。
よろしければランチにでも使って下さい。

 

 

文章で書いてしまえば
たったこれだけのことです。
単なる開店前のビラ配りです。

 

 

私も普段はこの手のビラはもらいません。

 

 

ところがこの時は
私はそのビラを受け取りました。

 

 

なぜだと思いますか?

 

 

それは彼に対して
「一生懸命さ」
とても深く感じたからです。

 

 

彼のひたむきさに共感し
「無我夢中」が伝わったので
私はそのビラを受け取ったのです。

 

 

みらく鍼灸整骨院の大山恭史先生にも
彼から店の場所を聞き出した上で
そのビラを渡しました。

 

 

そして大山先生に手渡す時に
ひとこと言い添えました。

 

 

「開店するみたいだけど
一生懸命やっているから
(この店を)使ってやってくれ

 

よろしく

 

実は私自身はこの出来事を
すっかり忘れていました。

 

 

それから3か月後
大山先生に紹介された
「とてもおいしい店」こそが
この「Bifrost」だったのです。

 

 

店はお客様で賑わっていました。

 

 

食べてみたところ
本当においしかったので
次の日のランチもここを使いました。

 

 

そこで出会ったのが
このローストビーフ丼です。
「Bifrost」の目玉商品です。

 

ローストビーフ丼

 

素材から味、その見せ方まで
こだわりぬいたこの商品に
私は魅了されました。

 

 

そしてローストビーフ丼を
Facebookにアップすると

 

「私も行きたい!!」

 

という声が続出したのです。

 

 

私の知人も何人か行ったようです。
他の受講生の友達にも広がっていました。

 

 

店のスタッフは私たちが行くたびに
期待に応えようとしてくれました。

 

 

「飲み放題を頼んで頂いたのですが
あまり飲まれてないようなので
何か食べ物お付けしますよ。
その分の料金は要りません」

 

 

その顧客に応じて
満足する環境を提供しようとする
サービス精神が素晴らしいと感じました。

 

 

私がこの店をご紹介したのは
ある理由があります。

 

 

自分たちが想定する顧客対象の方へ
自分たちの想いを一瞬たりとも
無駄にせず適切に伝える

 

ほんのささいな出会いにもかかわらず
私と彼らが繋がったきっかけを
もう一度思い出してください。

 

 

その秘訣とは
彼らが一生懸命さを伝えてきた

 

たったこれだけですが
これこそが全てです。

 

 

そして、その想いを伝える行動を
その都度、その都度とってきたこと
これもとても重要だったと思います。

 

 

お店はたくさんあるわけですから
私たちは自由に選べる立場です。

 

 

その中にあって彼らは
「私たちに選ばれる行動」
真剣に取り続けてきたということ。

 

 

しかも「料理がおいしい」という
基本的な価値を提供しています。

 

 

そんな彼らの生き方に
大きな感銘を受けたのは
私だけではないと思います。

 

 

このことは飲食業界だけではなく
治療院業界でも同じことです。

私たちは治療院経営において
テクニックやノウハウのみに
ついつい走りがちになってしまいます。

 

 

まずは「やり方」を
知りたくなってしまいます。

 

 

しかし本来は「あり方」こそが
真に重要なことです。

 

 

その会社や店舗運営のあり方に対して
顧客はついてくるものだからです。

 

 

このブログをお読み頂いているみなさんに
ぜひ強く認識していただきたいのです。

 

 

 

 
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