胸椎1、2番を攻略して 「顔出し型」を治す方法
やっかいな「顔出し型猫背」を
胸椎の1、2番を攻略して
治す方法をお伝えします。
繰り返しますが
「顔出し型猫背」は
かなり治しづらい猫背です。
そのような施術を成功させるには
攻略ポイントの明確化!
が最も重要です。
今回は重要ポイントの1つとして
胸椎1、2番を攻略します。
では施術法を説明します。
【手順1】
頚椎7番〜胸椎3番くらいまでの
棘突起の際を確認します。
硬くなっていることを確認したら
ダイレクトストレッチを使って
その部分を緩めてください。
【手順2】
患者様を仰向けにして
同じように棘突起の際に対して
ダイレクトストレッチを行います。
【手順3】
上部胸椎から下部頚椎にかけて
筋線維に沿って、なじませます。
最難関の胸椎1、2番付近の施術が
これで完了しました。
施術後の確認事項は
しっかり遊びがついているか?
ここをよく確認しておいて下さい。
今日のポイントです。
胸椎1番、2番を攻略するため
頚椎7番〜胸椎3番くらいまでの
棘突起の際を確認する。
ダイレクトストレッチを用いて
硬い部分を緩める。
患者様を仰向けにして
同様にダイレクトストレッチで
棘突起の際に対して施術を行う。
上部胸椎から下部頚椎にかけて
筋線維に沿って、なじませる。
最後に「遊び」を確認する。
ただし、せっかく矯正した後でも
このようになるケースがあります。
※写真をご覧ください。
これでは一時的な矯正にとどまり
すぐに元の姿に戻ってしまいます。
理由は簡単です。
猫背矯正で大切なのは
患者様の生活習慣の改善
でもあることを説明しましたよね。
このように顔が上がった状態では
生活が出来ないからです。
次回、対処法を説明します。