猫背を治すカギ、 「形状記憶理論」とは?

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今日は「形状記憶理論」について
お話をしたいと思います。

 

 

 

形状記憶というのは
元の悪い状態に戻ろうとする
ことを表しています。

 

 

 

腰痛

 

 

 

例えば、施術して一時的に治っても
しばらくすると元に戻ろうとします。

 

 

 

人間には「習慣」がありますから
ある程度は仕方ありません

 

 

 

経験ありませんか?
「また元に戻るんですよね」と
患者様から言われて答えられない。

 

 

 

あなたなら、どう答えますか?
「あなたが悪い」と言いますか?

 

 

 

これにどう答えられるか?
ここはポイントです。

 

 

 

なぜ「元に戻ろうとするか?」
ちゃんとイメージしてみましょう。

 

 

 

?

 

 

 

形状記憶を作り出すものは

 

1)筋肉(筋膜)
2)軟部組織
3)骨格
4)運動感覚
5)位置覚

 

 

 

これらが主な原因です。
順に説明します。

 

 

 

多くの人は常日頃から
体に負担が蓄積しています。

 

 

 

これに適応するために
体がだんだん作られます。

 

 

 

例えば、猫背の人は
無意識のまま猫背の状態で
生活をしようとします。

 

 

 

筋肉や軟部組織や骨格など
体が勝手に 猫背仕様 に変形します。

 

 

 

外反母趾になるのも同じです。

 

 

 

負担の集中に耐えられるように
体のいろいろな部分が
勝手に変形した結果です。

 

 

 

だから外反母趾を治すには
足の指先だけを施術しても
絶対に治りません。

 

 

 

また運動感覚も大きな原因です。
長年使っている体の使い方が
文化になって体が変形します。

 

 

 

「位置覚」もそうです。

 

 

 

正中認知障害を思い出してください。
猫背の場合、それが正しい姿勢だと
位置覚が錯覚している状態です。

 

 

 

姿勢

 

 

 

「正しい状態」の感覚が
分からなくなっている状態なので
プログラミングを書き変えることで
正しい状態を覚えてもらいます。

 

 

 

次回は形状記憶を打破する方法を
具体的に紹介します。

 

 

 

 
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