「取り巻き」を処理して 顔出し型猫背治療を完了する

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「顔出し型猫背」は
とてもやっかいなタイプなので
4回に分けて説明してきました。

 

 

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施術のヒントとして
1、胸椎1、2番の施術
2、後頭部の施術

などを説明しました。

 

 

今回は最後の仕上げである
「取り巻きを外す」に挑戦です。

 

 

では「取り巻き」とは何でしょう?

 

 

それは

 

○胸鎖乳突筋
○斜角筋
○頭板状筋

○肩甲挙筋

 

これら4つの筋肉のことです。

 

 

この筋肉群を攻略すれば
完成となります。

 

 

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あなたがやることは
これらの筋線維に沿って
しっかり動きを付ける
こと。

 

 

方法はいろいろとあります。
試行しながら挑戦してください。

 

 

自分で考えながら試行することが
最も自分に力を付けてくれます。

 

 

全部のお膳立てを求めるよりも
自ら道を切り開きましょう。

 

 

では顔出し型猫背のまとめです。

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胸椎1番、2番に
遊びがあれば必ず改善する。

 

 

ここの施術が困難な理由は
肋骨が邪魔するからでした。

 

 

頚椎7番~胸椎3番くらいまで
棘突起の際を確認してから
硬いところを緩めます。

 

 

施術法はダイレクトストレッチ

 

仰向けにして同じように
棘突起の際を施術しましょう。

 

 

上部胸椎から下部頚椎にかけて
筋線維にそってなじませます。

 

 

一番のコツですが
本当に大切なポイントは
後頭部の施術がなぜ有効か?
その関連性に気づく力です。

 

 

後頭部

 

 

単に後頭部を施術するのではなく
常に本質から考える癖
これが大切なのです。

 

 

狙った筋肉も一緒に緩む上に
胸椎1、2番の攻略法が
これで完成しました。

 

 

 

患者様が訴える部位ばかりでなく
根本をセットで攻略しましょう。

 

 

 

 
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