「骨盤の角度」による 円背型猫背攻略法

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

 

前回は「猫背矯正の基礎の基礎」
4タイプの攻略ポイントについて
全体の概論編を説明しました。

 

今日から各論編を説明します。
まずはタイプ1「円背型」です。

 

 

円背型猫背の攻略ポイントは
「骨盤の角度」「背中の硬さ」
でしたよね?

 

 

今日は「骨盤の角度」について
ポイントを説明しますので
イメージしてくださいね。

 

 

患者様自身も自分が治っていく
イメージを掴むことが重要です。

 

 

ましてや治療家は患者様を見たら
施術の流れをイメージできること

 

 

これは重要なキーポイントです。
まだできない人は特に意識して
施術イメージを掴みましょう。

 

 

円背型を横から見ると
こんな風に背中が丸まっています。

 

円

 

では質問です。

 

 

なぜ、治療家は骨盤の角度を
確認せねばならないのですか?
確認の目的は何ですか?

 

 

ここが分かっていないと
施術がイメージできませんよね?

 

 

その目的は以下の通りです。

 

 

骨盤の角度の違いによる
骨盤位の治し方を決定するためです。

 

 

つまり…

 

「背中が丸くなる」特徴がある
「円背型猫背」を治すコツは
「正しい位置に骨盤を戻す」

 

その骨盤位を戻す方法が
骨盤角度により異なるから
「骨盤の角度」を確認する。

 

 

という因果関係なのです。
よくイメージしてくださいね。

 

 

骨盤の角度を診るポイントは
実にシンプルです。

 

 

前傾しているか?
後傾しているか?

 

ここをしっかり確認してください。

 

 

前傾している場合
ほとんどの患者様は
「腰椎が前弯」しています。

 

前傾

 

反対に骨盤が後傾している場合
「骨盤が前方移動」している
というケースが圧倒的です。

 

後傾

 

ポイントはもちろん
骨盤のズレた位置を
正常に戻せるかどうか?

 

 

そこで治療家がやるべきことは?

 

 

まずは、骨盤・股関節周りの
「短縮筋の発見」に全力を注ぐ

 

発見

 

次に、そこを「しっかり緩める」

 

実にシンプルな施術ポイントです。

 

 

【骨盤前傾位】のポイント
○大腿直筋
○腸腰筋
○脊柱起立筋
○大腿筋膜張筋

 

 

【骨盤後傾位】のポイント
○ハムストリングス
○腹直筋

 

これらの短縮状況を確かめて
しっかり緩めること

 

ここに注力してください。

 

 

どうですか?
イメージできましたか?

 

 

治療家は「生身の人間」が相手
知識だけでなく、しっかりと
「治る流れ」を掴みましょう。

 

 

次回は「円背型猫背」第2弾
「背中の施術法」です。

 

 

 
<